こんにちは、イケッチです。
このページでは、自作PCで使用される「PCケース」について説明していきます。
PCケースとは、その名の通り「パソコンパーツを構成するための外観ケース」で、どれを買うか迷う人が多いパソコンパーツだ。
見た目にこだわると拡張性が犠牲になりつつあり、
拡張性を重視すると、サイズが大きくなりがち、
個々のニーズに合わせたケースを選ぶのは、かなり骨が折れる。
そんな奥が深いパソコンパーツ、「PCケース」を詳しく説明していこう。
「PCケース」とは?
PCケースって?
「PCケース」は先ほど説明させていただいた通り、パソコンを構成するために必要な部品を綺麗にまとめるためのケースだ。
【パソコンを構成する様々なパーツ】
①CPU
②マザーボード
③メモリ
④グラフィックボード / キャプチャボード / サウンドボード
⑤ATX電源
⑥HDD / SSD / M.2などの記憶装置
⑦CPUクーラー
など
これらのパーツを以下の写真のように、綺麗にケース内に取り付けることが出来る。
パソコンを構成する最後の仕上げと言ってもいい。
それほど重要な機能を持つのが「パソコンケース」だ。
どのようなものがあるの?
そのデザイン性は本当に様々なものがある。
いくつか見てみよう。
【全面をパネルで囲ったタイプのケース】
ケース全体に吸音材などが貼られており、静音性に特化しているものが多い。
業務用のパソコン(ワークステーション)や市販のパソコンで採用されることが多い。
非常にポピュラーなパソコンケースだ。
【左側面がガラスパネルになって中身が見えるガラスケースタイプ】
LED対応のパソコンパーツを見えるように考慮されたパソコンケース。
2020年現在、非常人気が出ており、パソコンケースの定番になりつつある。
【フレームのみで構成されたフルオープン型のケースタイプ】
パソコンのパーツを付け替える作業が多い人に向いているパソコンケースで、
主にベンチマーク用途に使用されることが多い。
ほかにも、省スペースに特化した小型のパソコンケースや、
拡張性に特化した大型のケースなども存在する。
自分のニーズに合わせてパソコンケースを決めるのがポイントだ。
パソコンケースを決めるためのポイントは?
様々なデザインの数があるパソコンケースの中からどうやって自分が使うパソコンケースを選別すればいいのだろうか?
1つ1つ確認をしていこう。
見た目
これ無くしてケースは語れない! 最も重要なポイントだ。
パソコンケースを選ぶ基準は数多くあるが、第1優先事項は見た目だ。
・設置する部屋に合わせたカラーリング
・ケースの形状(デザイン)
見た目のみで語るのであれば、この2つが最も重要な選別ポイントだ。
必ず自分の目で見て、感じた印象からケースを選ぼう。
拡張性(カスタマイズ性)
拡張性と聞いて、すぐに思いつくのは難しい。
要は、部品の追加のしやすさだ。
ここら辺の肝となるのが、以下の項目だ。
・ケース大きさ
・HDDやSSDの設置スペースが広いか
最近はHDDが大容量化したり、
SSDがM.2に置き換わったりなどの影響で、あまり気にする必要がなくなってきた。
それでも、頭の端っこあたりに置いといてもいい項目の一つだ。
後々、パソコンパーツを追加したいなどの要望があった場合、拡張しやすいパソコンの設計になっているか?見ておくのもいいだろう。
配線計画のしやすさ
自分がパソコンをいじる上でもっとも重要な項目としている。
最近はガラスケースタイプが流行っている影響もあり、如何に配線を少なくし、綺麗に見せるか?が、かっこいい自作パソコンの基準になっている。
中を見せる前提でパソコンを組むのであるのなら、必ず配線計画がしやすいパソコンケースを選ぶことを心がけよう。
そうじゃなくても、「配線のしやすさ」は後々のパソコンカスタマイズでもとても重要な項目にもなる。
前面の接続端子
使い勝手に大きく影響してくる「前面の接続端子」
パソコンの電源ボタンのほかに、「USBコネクタ」「イヤホンジャック」っといった接続端子がある。
これがケース前面に何個ついているかも使い勝手に影響してくる。
マザーボード側の接続端子はケースに入れた際にほとんどが裏側に回ってしまう。
使い勝手を良くするなら、前面の接続端子にも目を向けよう。
静音性
パソコンパーツを冷却するためのファンの音などを低減するために必要な項目だ。
つまり、如何にパソコンが密閉されているか?が重要になる。
最近の静音機能ケースは、吸音材が採用されて音が響かないように工夫がされている。
ただし、注意点がある。
静音性を重視しすぎると、今度はケース内に熱が篭りやすくなるというデメリットも存在する。
静音性を求めるなら最低限、ケースファンがしっかりと設計されたものを選ぼう。
(そこまで神経質にならなくてもほとんどの製品はファンが搭載されています。)
空気循環
パソコンケースには必ずケースファンという、ケース内の空気を循環させるためのファンが搭載されている。
【前面ケースファン】
【後面ケースファン】
ファンが多ければ多いほど、空気の循環能力は高くなるが、その分、ファンの回転音が大きくなる。
ファンが少なければ、ファンの回転音が少なくなるが、空気の循環能力は低くなる。
BIOSの設定画面から回転数なども設定できるので、自分に合ったちょうどいい設計のものを見つけよう。
マザーボードの規格に合ったものを選ぼう
マザーボードの規格には様々なものがある。
・小さい規格の「Mini ATX」
・標準規格の「ATX」
・大型規格の「Extended ATX」
各規格のマザーボードがしっかりと止めつけられるケースを選ぼう。
これは最低限押さえておかないといけない項目だ。
まとめ
ここまでいろいろ書いてきたが最後に簡単にまとめておこう。
【PCケースとは】
・様々なパソコンケースをまとめるケース
・パソコンの見た目を決める重要な部分
・使い勝手にも気をつけておく必要がある。
・選ぶ基準は様々、自分の使用用途をしっかりと確認した上で決める。
いかがだっただろうか?
PCケースがどんなものか理解してもらえただろうか?
少しでもお役に立てれば嬉しい。
ちなみ私のお勧めは下で紹介しているので、ぜひ覗いてみて欲しい。
絶対に失敗することがないかっこいいケースだ!