2021/9/23
「PCスピーカー」
海外のデスク周りに多く採用されているPCスピーカー 「A2+ Wireless」
以前より非常に気なっていたPCスピーカーなのだが、私の部屋で使用していたPCスピーカーが壊れてしまったので、満を期して購入。
部屋に馴染むデザイン性に優れたPCスピーカー「A2+ Wireless」を今回はレビューしていこう。
※かなり辛口のレビューとなります。
スペック・外観
スペック
メーカー | Audioengine |
---|---|
製品名 | A2+ Wireless |
展開カラー |
サテン・ブラックペイント ハイグロス・ホワイトペイント ハイグロス・レッドペイント |
サイズ | 15cm(H) x 10cm(W) x 13cm(D) |
重量 | L側スピーカー1.6kg R側スピーカー1.6kg |
出力 | 最大出力トータル60W(15W RMS / 30W 1チャネル最大出力), AES |
ドライバー | 2.75inch アラミドファイバー製ウーファー、3/4inch シルクドーム・ツイーター |
入力 | 3.5mmステレオミニジャック、RCA、USB、Bluetooth |
出力 | RCAラインアウト |
再生周波数帯域 | 65Hz-22kHz ±2.0dB |
価格 | 33,000円 |
さらに詳しいスペックはこちら
外観
【外装】
【梱包状態】
【表面】
【側面】
【裏面】
「A2+ Wireless」の注目ポイント
デザイン性を損なわない裏面インターフェース
デザイン性を高めるため、操作パネル(インターフェース)は裏面にセットされている。
デザインの基本となる左右対称をしっかりと忠実に守られている。
デスク周りをシンプルにしたいのであればおすすめできるデザインだ。
「A2+ Wireless」の残念ポイント
※あくまで個人の意見です。
高・中音域に振りすぎて、音がスカスカ
非常に残念に感じたのがこの点だ。
接続を完了して音を再生してみたのだが、音の鮮明さに直結する音域である中・高音域に関してはかなり高くてクリアな聴き心地だ。
そこは別に構わない。問題なのは、
低音域がほぼ0と言って良いほど聞き取れない。
サブウーファーの「S8」が販売されているが、値段が3万円台とこちらもかなり高額。
確かに高級スピーカーというのはサブウーファーを別途購入してこそ真価を発揮するのだが、、、
それにしても低音域がなさすぎる。
正直かなりがっかりしたポイントだ。
ホワイトノイズがとても気になる
次いで残念なポイントが「ホワイトノイズ」だ。
正直、3万円もするスピーカーには見えないほどにホワイトノイズが目立つ。
神経質になりすぎなのかもしれないが、一度気になると気になってしょうがない。
気になる人は少数かもしれないのだが、ここは非常に残念なポイントだった。
値段設定が高い
最後は値段だ。
33,000円とスピーカーとしてはそれなりの値段。
仮にサブウーファーも買うとすれば70,000円コース待ったなしの値段となる。
なかなか出すのに苦労する値段設定。
購入する際は慎重に考えるべきだろう。
【結論】サブウーファー必須のPCスピーカー
結論から言うと、スピーカー単体での購入は全くおすすめすることができない。
多くのユーザーはサブウーファーには手をつけずにスピーカーのみで音響環境を整える。
理由としてはサブウーファーの設置スペースに悩んだり、値段も安くはないからだ。
デスク周りを整理しているユーザーの多くもスピーカー単体で使用している。
デザインのみで選ぶのであれば間違いなく選択肢に入ってくるスピーカーだが、音も気にされているユーザーであれば、選択肢には入ってこないだろう。
大事なことなのでもう一度表記させていただくが、
「スピーカー単体での購入は全くおすすめすることができない。購入するのであればサブウーファーも購入を視野に入れよう。」