こんにちは、いけっちです。
今日はAppleから発表された新型スマートスピーカー「HomePod mini」の発売前に、
現行モデルの「HomePod」についてのおさらいと、レビューをしていきます。
HomePodについて
HomePodとは?
「HomePod」はAppleが販売している、Siriによる音声アシスタント機能を備えた、家庭用スマートスピーカーだ。
日本での発売は2019年8月23日で、早くも1年半ほど時期が経っている。
「Siri」が搭載されているため天気の確認や、予定の確認をHomePodから行うことができる。
スピーカーとしての機能も備えているので、スマートフォンからスピーカーに音楽をかけて楽しむこともできる製品だ。
また、Apple Event October 13,2020では、新しく「HomePod mini」が発表された。
値段が1/3の10,800円とかなりお手頃で、性能は現行モデルの「HomePod」から、「空間認識機能」と、「AppleTV4Kを使ったホームシアター機能」を無くし、オーディオテクノロジーも「7ツイーター」から「フルレンジドライバ&デュアルパッシブラジエーター」に変更されている。
「HomePod mini」の予約開始日は2020年11月6日で、発売日は11月16日を予定している。
基本スペック(抜粋)
サイズ(W x H x D) | 142 × 172 mm |
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重量 | 2.5kg |
オーディオテクノロジー |
カスタムアンプを備えた高偏位ウーファー 7つのホーンツイーターのアレイ(各ツイーターに専用のカスタムアンプを装備) 離れた場所でSiriに対応する6つのマイクのアレイ 自動低音補正のための低周波キャリブレーションマイクを内蔵 直接音と周囲音のビームフォーミング リアルタイムチューニングのためのコンピュテーショナルオーディオ AirPlay 2でマルチルームオーディオに対応2 ステレオペアに対応 |
操作 | タッチコントロール |
ワイヤレス |
MIMO対応802.11ac Wi-Fi ゲストのダイレクトアクセス4 Bluetooth 5.0 |
価格 | 32,000円(税抜き) |
カラー展開はスペースグレーとホワイトの2色展開
外観
正面
タッチパネル面(上面)
コード(ACコード コードは布系)
スピーカー面(メッシュ素材)
HomePodのここがすごい
迫力のある音質
そのサイズから想像できない音質で迫力あるサウンドを奏でてくれる。
スピーカーの部類としては割とBOSEに近い音質で、低音を強調した音質だ。
もちろん低音だけでなく、中・高音もしっかりだしてくれている。
映画などを見る際にAirdropで「HomePod」に繋いで見てもいいだろう。
自動で最適な鳴らし方を設定する空間認識機能
HomePodで最も革新的な機能をあげるとすればこの機能だろう。
HomePod内部に搭載されたマイクロフォンが、発生した音、反射した音を空間認識によって音響特性を自動分析し、その場に合わせてサウンドを調整してくれる。
ホームページによると、メインボーカルと楽器を含む直接音は部屋の中央に向けて送られ、周囲の音は左右のチャンネルに拡散され、壁に当たって反射するように自動調整されるとのこと。
部屋全体が音で満たされる感覚を味わうことができる。
かなり離れた距離からもあなたの声を認識する
HomePodには6つのマイクロフォンを搭載ている。
このマイクロフォンがなかなかに高性能で、ある程度遠くにいる状態でも「Hey Siri」を認識してくれる。
一度試しに、大音量で音楽を流している時にある程度離れた位置から「Hey Siri 音楽止めて」と声をかけたら問題なく音楽を止めてくれた。
正直ここまでマイクロフォンの性能が高いと思っていなかったので正直びっくりしたポイントだ。
2台接続でステレオ再生可能
実はこのHomePod2台同時接続でステレオ接続することが可能になる。
音の臨場感、迫力を最大限楽しむならばこの設定は間違いなく有りだろう。
特に発揮するのは映画をみている時だ。ドルビーアトモスに対応した映画であれば、音の方向をしっかり認識可能だ。
余裕がある方は是非試してみて欲しい。
ミュージックアプリは基本全て対応
Applemusicだけという縛りも特にないためSpotifyなど他の音楽アプリの音楽を流すことも可能だ。
ただし、「Hey Siri音楽流して」による音楽再生は「Apple Music」のアプリ内からランダム再生される仕様になっている。
家電の操作もお願いできる
iPhoneのホームアプリに設定しておくことが必要になるが、設定したiPhoneが接続環境内にあれば、ホームで設定している家電操作をHomePodから操作することも可能だ。
iPhoneを充電していて家電操作できない時、または両手が塞がっている時は、HomePodのSiriに家電操作をお願いしよう。
(※別途Nature Remoなどが必要です。)(Nature Remoのページはこちら)
操作はシンプルなタッチ操作 or スマートフォン操作
HomePodは上部にタッチパネルを搭載していて、基本となる操作は全てここから操作可能だ。
もちろんスマートフォンから遠隔の操作もできるので、ストレスなく音楽生活を送れるだろう。
接続が簡単
Apple製品(iPhoneなど)の接続は本当に簡単に接続できる。
電源オンと同時に接続したいiPhoneを近くに置くだけで設定が完了するのは本当に素晴らしい。
他のスマートスピーカーにはない利点だ。
HomePodの注意点
OSの関係?たまに音が途切れる
おそらくOSの関係だと思うが、ごく稀に音楽再生中に止まってしまうことがある。
すぐ治るだろうと思ってアップデートを待っているのだが、なかなか修正がこない。
正直稀な出来事なので、そんなに神経質にならなくてもいいと思うが注意点としてあげさせてもらった。
結構ずっしりとした重量感
この小さいスマートスピーカー、2.5kgと結構重量感のある設計だ。
安定させるためにしかたはないとは思うが、配置する場所には最大限注意をしておこう。
(高いところや、安定してないところは避けましょう。)
メインは重低音
音質のところでも記載させていただいたが、割と低音が強めのスピーカーだ。
中・高音の音質をメインで聴きたい方は、Sonos(ソノス)など他のメーカーのスマートスピーカーを買うことをおすすめする。
アンドロイドユーザーは別のスピーカーがいい
基本的な接続方法がBluetoothではなくAir DropのためAndroidユーザーは他のスマートスピーカーを選択しよう。
接続できなくはないが「Double Twist Player」などを経由しないといけないためかなり面倒だ。
さらに 最近のミュージックアプリがAirPlayに対応してなかったりするので私はお勧めができない。
【結論】Appleユーザーには本当におすすめなスマートスピーカー
Appleユーザーでお財布に余裕があれば是非試してみて欲しいスマートスピーカーだ。音質も広がりのある綺麗な音を奏でてくれるため耳が心地いい。
Nature Remoなどのスマートリモコンもあれば家電操作もできるので是非やってみて欲しい。
以上のことから私はスマートスピーカーHomePodをお勧めできる。