2021/4/3
Lenovo社は、LenovoThinkVisionシリーズの40インチ型5K2K曲面ウルトラワイドモニター「P40w-20」を発表した。
40インチかつ、5K2K解像度規格のパソコン用モニターだ。
今回は5K2Kモニターの新たな選択肢、「P40w-20」の情報を一緒に確認していこう。
「P40w-20」について
Lenovo社が、クリエイティブ用途に製品展開している「LenovoThinkVision」シリーズから新たに発表された40インチ型5K2K曲面ウルトラワイドモニターが「P40w-20」だ。
DELLの、UltraSharpシリーズの「U4021QW」
LGの、UltraWideモニターシリーズの「40WP95C」
に次いだ40インチ型5K2Kモニターで、2機種のライバル製品との位置づけとしてみても良いだろう
基本スペック(抜粋)
メーカー | Lenovo |
---|---|
型番 | P40w-20 |
W x H |
942.61 mm x 414.64 mm 2500R |
重量 | 不明 |
解像度 | 5120 x 2160ピクセル |
パネルサイズ | 39.7インチ |
パネル種類 | IPS液晶 WLED アンチグレア |
アスペクト比 | 21:9 |
リフレッシュレート | 75Hzリフレッシュレート |
色域 |
・DCI-P3 98% ・sRGB 99% ・カラーサポート 1.07 Billion ・色深度 10-bit |
応答時間 |
・4ms (Extreme mode) ・6ms (Normal Mode) |
入力端子 |
【モニター裏】 ・HDMI 2.0 x 1 ・DP 1.4 x 1 ・Thunderbolt 4 x 2 ・USB-B x 1 ・USB 3.2 Gen1 x 3 ・Ethernet x 1 【モニター下】 |
調整幅 |
・Height:130mm ・Tilt:-5~22° ・Swivel:-45~45° |
スピーカー | 無し |
VESAマウント | 100x100mm対応 |
値段 | 1,699$米国は6月発売 |
外観
【モニター側】
【裏側】
【スタンド部分】
機能紹介
40インチの5K2K解像度モニター
「P40w-20」の最大の特徴は
40インチのモニターサイズかつ、5K2K(5120 x 2160ピクセル)の超解像度と言えるだろう。
アスペクト比率は21:9と、作業する上で非常に扱いやすいサイズ感となっている。
ピクセル密度は140ppiでLG・DELLの5K2Kモニターと同様だ。
とても美しいディスプレイが、あなたを出迎えてくれるだろう。
画面は、Delta E の精度で工場出荷時に調整されるとのこと
モニターが曲面仕上げ
「P40w-20」はモニターが湾曲仕様となっている。
R値はR2500となっており、DELLの「U4021QW」と同じR値だ。
IPSパネルを使用しているため、様々な角度から見ても全く問題ないと予想できる。
リフレッシュレートは最大75Hz
「P40w-20」は75Hzのリフレッシュレートが対応されている。
クリエイター目的の方であれば十分すぎる数値と言えるだろう。
正直ゲーム目的などでなければ60Hzあれば十分ではあるが、より違和感のないリフレッシュレートは目に快適性を与えてくれるだろう。
広く対応した色域
クリエイターなら気になるポイントである色域。
こちらも仕事で扱ううえで、非常に優秀な規格をクリアしている。
・DCI-P3 98%
・sRGB 99%
・カラーサポート 1.07 Billion
・色深度 10-bit
DCI-P3が98%に対応しいるため非常に鮮やかな色表現が約束されている
豊富な接続端子
【モニター裏】
・HDMI 2.0 x 1
・DP 1.4 x 1
・Thunderbolt 4 x 2
・USB-B x 1
・USB 3.2 Gen1 x 3
・Ethernet x 1
モニター接続用に「HDMI 2.0」「DP 1.4」「Thunderbolt 4」が用意されている。
Thunderbolt 4 は2つ用意されているが、片方はデイジーチェーン接続用のポートになっている。
もう1つのThunderbolt 4は100w給電が可能なポートになっており、給電しながら外部モニター接続が可能だ
また、Ethernet接続が可能となっており、USB-Bとパソコンを接続することで使用することが可能になっている。
プロフェッショナル用途らしい接続数だ。
【モニター下】
・USB 3.2 Gen1 x 1
・USB-C x 1
・Audio Out 3.5mm x 1
さらに、モニター下に目視で接続できるようになっているポートが存在する。非常に便利そうだが、
注意点としては接続すると配線がモロに見えてしまうためマネジメントするときは注意が必要だろう。
USBメモリの接続などで使うことをお勧めしたい箇所だ。
モニター調整幅が非常に広い
モニターの調整幅も非常に広い範囲にわたって調整することが可能だ。
・Height:130mm
・Tilt:-5~22°
・Swivel:-45~45°
これだけ調整できれば、あなたに合った設定で設置することができるはず。
モニターアームの導入もしなくても問題ないといえるだろう。
ピクチャー・バイ・ピクチャー対応
ユニットにはKVMスイッチが組み込まれており、「Picture-in-Picture」および「Picture-by-Picture」機能をサポートしているとのことだ。
マルチタスクの専門家は泣いて喜ぶ仕様となっている。
スマートフォンを設置できる
付属のスタンドには、スマートフォンを配置しておける溝が存在しており、そこにセットしておけばWifi接続アプリなどをここで目視管理することができるようになっている。
デザインは黒基調
デザインは黒が基調となっており、アクセントカラーとして赤が使用されている。
そう、、、、ThinkPad カラーのデザインで統一されているのだ。
ThinkPadユーザーは非常にうれしいポイントだ。
カッコよさを兼ね備えた高級高精細モニター
40インチかつ、曲面5K2K解像度という超贅沢仕様のモニターだ。
黒基調で非常にクールなデザインをしており、Windowsユーザーは非常に物欲を刺激されたのではないだろうか?
日本での発売日は正確に発表されていないのだが、非常に気になるプロダクトだ。
さらに詳しいプロダクト情報は以下のURLより確認をしてほしい。
https://news.lenovo.com/wp-content/uploads/2021/02/ThinkVision_P40w-20_02181.pdf