こんにちは、いけっちです。
今日はMSIから発表されたクリエイター向けウルトラワイドモニター「Prestige PS341WU」のレビューをお届けします。
Prestige PS341WUについて
基本スペック(抜粋)
MSIの製品スペック表から必要なポイントを抜き出してきました。
パネル種類 / 表面処理 | IPSパネル / ノングレア(半グレア?) |
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パネルサイズ | 34インチ |
アスペクト比 | 21:9 |
サイズ(W x H x D) | 817.1 × 260.4 × 500.7mm |
重量 | 8.2kg |
色域 | sRGB比:sRGB相当 DCI-P3カバー率:98% |
最大表示色 | 10億7,300万色 |
解像度/リフレッシュレート | DP/USB-C → 5,120×2,160/60Hz HDMI → 3,840×2,160/60Hz |
入力端子 | HDMI 2.0b ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB Type-C(DP Alt Mode) ×1 USB 3.2 Gen1 Type-A(USB ハブ)×3 USB 3.2 Gen1 Type-B(PC接続用)×1 ヘッドホン出力 ×1 マイク入力 ×1 オーディオコンボジャック(PC接続用) ×1 SDカードリーダー ×1 |
VESAマウント | VESA100 |
外観
表側(モニター側)
裏側(端子側)
接続端子配列
裏側の配列
側面の配列
Prestige PS341WUの注意点
モニター接続はDPかUSB-C
スペック表の中にある解像度で紹介している通りHDMIで接続すると下の画像のようにサイドがブラックアウトしてしまう。
DisplayPort または USB-C(DP Alt Mode)での接続は下の画像のように問題なく5,120×2,160/60Hzで表示ができます。
また パソコン自体のグラフィック性能が5Kに対応していないと接続がDisplayPort/USB-C接続でも3,840×2,160/60Hzになってしまいます。
内蔵グラフィックのCPUはこちらから表示可能かどうか調べましょう。
対応してない場合は外付けのグラフィックボード を購入して接続することが考えられますね。
リフレッシュレートは60Hz
ゲーム目的(FPSなど)で買う方は特に注意しなければいけないポイントがこちらです。
クリエイト用途を想定しているためリフレッシュレートは高くありません。
USB-Cでの給電が追いつかない
僕は「macbook pro 13インチ 2020」モデルで作業をしているのですが、モニター接続用のUSB-Cだけでは給電が追いつきません。
結果、写真のように充電用のUSB-Cケーブルを別途用意して作業をしています。
Prestige PS341WUのここがすごい
広く美しい5K解像度
なんと言ってもこの解像度がすごい!美しい!
4K (3840×2160)よりもさらに広い5K (5120×2160)の表示のため約30%ほど広く表示ができます。
動画編集のタイムラインが広くなり作業効率が格段にアップします。
映像以外にもクリエイティブ用途であれば無条件で効率アップが狙えますね。
(ちなみに僕はCAD(AutoCad/rhino)やプログラムのコーディングで効率アップを実感しています。)
さらに解像度が高いと目が疲れ難くも感じました。
PIP/PBP対応
専用のユーティリティ クリエイター OSDを使用すると、複数のソースの画面を同時に表示できるピクチャー-イン-ピクチャー(PIP)とピクチャー-バイ-ピクチャー(PBP)の両方を簡単に調整および切り替えることができる点がゲーム実況に向いてるかも。。。。?
DisplayHDR600が美しい
広い色域で色の表現がともてきれいです!
まさにクリエイター用モニター!
操作しやすいボタン&スティック
モニターの後ろにスティックとボタンがついているのですが、とても使いやすいです。
反応も速くストレスを感じることはありません。
調整幅の広いスイベルト・チルト・高さ調整
スペックでは触れていませんがかなり自由度の高い調整機能を持っています。
モニターアームがなくても全く問題を感じないほど調整幅が広いです。
【結論】買って正解!ハイスペックモニター!
最初に注意点・問題点を上げましたが正直全然デメリットにはなりません。
そんなことが気にならないほどいい点がいっぱい詰まった製品MSI Prestige PS341WU
値段は10万越えとかなり高い製品ですが、絶対買って後悔しません。
みなさんにも、この広く美しいモニターを是非体験してもらいたいです。