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ユニークなギミックを搭載した、軽量&大型のモバイルモニター 【GeChic:M161H レビュー】

2023/6/26

「FHDモバイルモニター」

多くのビジネスパーソンがデュアルモニター環境を導入し始め、今やその環境が当たり前となりつつある。

そんなデュアルモニター(サブモニター)の選択肢として、据え置き型のモニター以外に「モバイルモニター」が導入される事例も多くなってきている。

持ち運びが可能なモニターで、ラップトップPCのユーザーの多くはモバイルモニターを導入されるパターンが非常に多い。
外出先でのデュアル環境はもちろん、オフィスや家でも自由にデュアルモニター環境が構築できるのは非常に魅力的だ。

しかしながら、現在の市場では数多のメーカーが「モバイルモニター市場」に参入し、ユーザーはどのメーカーのモニターを購入すれば良いのか悩んでしまっている方が多くいる。

そんな方々に向けて、今回は私から非常にユニークなFHDモバイルモニターを紹介させてもらおう。

それが「GeChic : M161H FHDモバイルモニター」だ。

他のモバイルモニターではあまり目にしないギミックが導入されており、モバイルモニターとしての自由度が非常に高いのがこの製品の特徴だ。

今後の発展が楽しみなモバイルモニターなので、是非覚えていってほしい。

さっそくレビューしていこう。

こちらの記事は、テックウインド株式会社様より
プロダクトを提供いただきレビューしております。

スペック・外観

スペック

メーカー GeChic ゲシック
製品名 ON-LAP/M161H
重量 784g
サイズ 369 x 232 x 19(7) mm
パネル AAS方式またはADSDS アンチグレア
※製造時期によって変化(AAS・ADSDS共に性能は同一)
色域 NTSC比72% 確保
解像度 FHD 1920 x 1080
最大表示色 16.7M色
リフレッシュレート 60Hz
インターフェース ・HDMI
・USB-C (映像出力用)
・USB-C (充電用)
・3.5イヤホンジャック
スピーカー なし
価格 約30,000円

GeChic社について

GeChic Corporation.(ゲシック コーポレーション)は 台湾台中市に本社を置く新興のPC関連機器メーカーだ。

2010年に設立され、「既存の枠にとらわれない 新たなモバイルビジュアルを」という理念をもとに、他社には無いユニークな製品かつ便利で目を引く製品を開発している。

製造されるプロダクトは台湾製品を採用し台湾でアセンブリしているようだ。

GeChic社のホームページはこちら

外観

【セット内容】

「M161H」本体に各種ケーブル(C-Cケーブル・HDMIケーブル・充電用USB-AtoC&A)・USBーA用のACコンセントも付属している。

【専用ケース】

「M161H」専用のケースも同梱されていた。

【モニター表面】

16.1インチの大画面モニターで表面処理はノングレアで仕上げられている。
3辺フレームレス仕様で、モニターの下は少し太めのベゼルだ。
ロゴは印字されておらず、非常にシンプルな見た目をしている。

【モニター側面】

右側側面には設定用の物理ボタンが用意されている。
押し心地は気持ち軽め。

モニターの薄さは横から見るとかなり薄め。
一番細い箇所で7mmで、インターフェースのボックス部分は19mmとなっている。

【モニター裏面】

eDP用のUSB-CやHDMI等は全て後ろに設置されている。
また 別売りのVESAアクセサリー用の固定穴が2つ用意させており、モニターアームに接続も可能だ。

「GeChic:M161H」の注目ポイント

ニューギミック「クイックリリース」システム


「M161H」の1番の注目ポイントはモニター裏に設けられた「クイックリリース」システムだ

モバイルモニターで重要な要素の一つとして「モニターの角度調整幅」が挙げられる。
付属の専用スタンドを使用することで、非常に幅広くモニターの角度を調整可能だ。


上からスタンドを挿入することで0°〜70°
下からの挿入の場合は50°〜80°で調整可能だ。
スタンドの端にはゴム材を使った滑り止めが装備されており、モバイルモニターをしっかり固定してくれる。

さて、ここまで説明をすると「え?自由に角度調整できるモニターなんて、他のメーカーにも腐るほどあるよね?」っと思った方も多いだろう。
そこに関しては、全くもってその通りだ。

しかし「クイックリリース」システムの本当の機能はそこでは無い。

この「クイックリリース」システムの最大の特徴は、モバイルモニターとしての拡張性が非常に高いところだ。

「M161H」は別売りのアクセサリーで「M1S4 スタンド」というプロダクトがある。
これは「M161H」に付属しているスタンドを取り外し、「M1S4 スタンド」にドッキングすることで据え置きのモニターのように扱うことができる。

モバイルモニターの一つの欠点として、「基本的には横に置くしかできない」っという問題点をこれで解決することができる。
「クイックリリース」システムの採用により、本来であればVESA規格に合わせ、わざわざモニターを浮かせるためにネジをドライバーで絞めなければならないという煩わしい作業をなくすことができる。

これは非常に面白いギミックだと感じた。

バッテリー未搭載による、軽量化

「M161H」はバッテリーを搭載していない代わりに、重量が軽量化している。
人によってはデメリットな要素に聞こえるかもしれないが、一般的にモバイルモニターを活用する方からすれば「軽い」は正義だ。

最近のノートパソコンはeDP(embedded Display Port)が搭載されている機種が多くなり、USBーC1本で電源供給とモニター接続が行えるようになっている。

「M161H」は接続するパソコンの電力を使用しモニター出力する設計になっているため、先述した通り「バッテリー」を内蔵していない。

NINTENDO Switchなどの携帯ゲーム機と接続する場合は、別途充電しながら接続する必要は出てきてしまうので、バッテリー内蔵型のモバイルモニターの方が利便性が高くなるが、eDP搭載のノートパソコンと接続する際は本当に楽だ。

ここまで画面が大きく、軽量化された製品もなかなか珍しい。
16.1インチではあるが、持ち運び(モバイル)性能はなかなか高めと言えるだろう。

専用ケースが最初から付属している


「M161H」を購入すると、しっかりした専用のケースが付いてくる。

他のメーカーのモバイルモニターは付属していなかったり、ただの布袋っぽい物しかついてこない場合が多い。

「M161H」のケースは、シンプルかつ補強がされており非常に使いやすいものだ。


入り口はポイントのマジックテープになっており、1点留めなため簡単に取り出しが行えるようになっており、
ケースの片面は硬めの板が内蔵されており、液晶側を板が入った側に向くように入れることで、液晶側を守ることが可能だ。

中は柔らかなファブリック素材が採用されているので、傷などの心配もなかった。

持ち運びの際のストレスがなくなるは、非常にポイントが高い。

インターフェースが全て、裏にまとめられている


嬉しいことに「M161」のインターフェースは全て後ろに設置されている。

接続するインターフェースが横にあると、ケーブルが邪魔になり横に置く際に邪魔になりやすく、美観的にもあまり良いものじゃ無いためストレスの要因になりやすい。
確かに、抜き差しが行いやすいといったメリットはあるが、正直そこまで頻繁に行う作業でも無いため、後ろにまとめられるのは小さいながらも良いメリットだ。

コネクタ接続がすべて上に天井を向いている点も素晴らしい。

画質・色域は標準的


「M161H」のモニター(画質)性能に関しては標準的だ。

コーディングや、エクセル・ワードといった書類仕事意外にも、さまざまな作業環境で活躍できるだろう。

170°の広視野角かつアンチグレアなので、目の疲れも比較的少なく、モニターのチラつきも無いためオールラウンドに使うことができる。

強いて言えばFHD仕様なので、ノートパソコンのモニターが4Kなどの場合は多少設定をいじる必要がある。

「GeChic:M161H」の注意ポイント

「クイックリリース」システムの拡張性が未発達


「M161H」の注目ポイントである「クリックリリース」システム。

非常に魅力的なシステムではあるが、「M161H」からの搭載のためアクセサリーがまだ潤沢では無い。

VESA対応が可能になる専用アクセサリーの「M16 VESA 75」があるが、わざわざ「M161H」の裏にある2つのビスを留めた上に、VESAの4つの穴をビス留めしないと固定できないというは非常に手間だ。

どうせなら、「M1S4」のように抜き差しできる「クイックリリース」システムを導入してほしかったと感じた。

製品としてはモニターアームに「クイックリリース」システムが後付けできるVESA対応のアタッチメントだろうか?

これがあると、家の中やオフィス・外出先を「M161H」だけで完結できるようになる。

取り付けに取り外し・持ち出しが全て網羅できる、便利なプロダクトになるはずだ。

今後出てくるであろうアクセサリーに期待だ。

価格は他のFHDモバイルモニターと比べて気持ち高め


「M161H」の価格は約30,000円。

Amazonなどで販売されているFHDモバイルモニターが20,000円前後なので、価格は気持ち高めだ。

別途 専用スタンドの「M1S4」を同時購入を考えると37,000円ほどになる。

気持ち高めとはいえ、品質や利便性・今後の拡張性を考慮すれば、あまり気にしなくてもいいかもしれないが、購入時は是非セールのタイミングを狙いたいところだ。

スピーカーは無し

「M161H」はスピーカーが付いていないため、音声を発生させる場合はノートPCから音を出すか、「M161H」の3.5イヤホンジャックにイヤホンorスピーカーを接続する必要がある。

正直あまり気にする方はいないと思うが、一応記載させてもらった。

【結論】オールラウンダーなモバイルモニターとして魅力的。今後の発展にも期待

16.1インチの大画面でありながら薄さと軽量に仕上げられ、「クイックリリース」システムをという他にはない特徴を持ったモバイルモニターだった。

まだ出始めのシリーズということで「クイックリリース」システムを導入したアクセサリーは少ないが、今後の発展が非常に気になるところ。

是非、クイックリリースシステムの拡張性を発揮するアクセサリーが出てきてほしい。

4K Verのモバイルモニターや、VESAの「クイックリリース」化・縦画面にも対応できるようになるモバイルスタンドなど、思いつくだけでも非常に多くのものが思いつく。

こういった新しいアイデアを搭載したモバイルモニターは、今後間違いなくユーザーの購買意欲を高める重要な要素になるはず。。。。

GeChicのモバイルモニター展開を要チェックだ。

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