2021/5/14
「VR(バーチャル・リアリティ)」
VRカンファレンス「VIVECON 2021」にて、HTC社は
新型PC用VRヘッドセット「HTC VIVE Pro 2」
オールインワン型VRヘットセット「HTC VIVE Focus 3」
の2機種を発表した。
両機ともに5K解像度を誇る最高のVR体験を提供してくれる最高峰のVRヘッドセットの登場だ。
今回はその内の一機、新型PC用VRヘッドセット「HTC VIVE Pro 2」について情報をまとめて行こう。
「HTC VIVE Pro 2」とは?

台湾のメーカーである「HTC」と、アメリカのメーカー「Valve」が共同開発したVRヘッドセットが「HTC VIVE」だ。
その「HTC VIVE」シリーズの最新VRHMDが、「HTC VIVE Pro 2」だ。

VRカンファレンス「VIVECON 2021」にて発表されたVRHMDの一機で5k解像度・120FPS・120°視野角とかなり贅沢な仕様のVRヘッドセットとなっている。
「HTC VIVE Pro 2」の進化点
心奪われるグラフィックス「5K解像度」

「HTC VIVE Pro 2」の大きな進化ポイントは間違いなくこれだ!
クラス最高峰のディスプレイリマスター5K解像度が搭載されているため、VRの没入感がさらに深くなる。
VR内での文章の確認や、モデルの細部の確認など、今までのVRヘッドセットではなかなか出来なかったことができるようになってくる。
それほどまでに目に飛び込んでくる繊細な情報は重要なのだ。
私も今すぐにでも、この5KVR体験を経験したくてうずうずしている。
途切れを知らないフレームレート「120FPS」

ここもかなり重要なポイントだ。
解像度が上がるとフレームレートが下がることを懸念される方もいるだろう。。。。
だが、安心してほしい。
5K解像度でありながら、120FPSのフレームレートを確立している。
90FPSではない!120FPSだ!
流れるような途切れを知らないフレームレート体験がVRで出来るのは非常に喜ばしい。
さらに広がった「120°の視野角」

VRをしていて気になるポイントがもう1つある。。。。。
それが視野角だ。
今までのVRヘッドセットの視野角は110°だったのだが、今回はさらにグレードアップされて120°の視野角を搭載している。
視野角を広げることで、人間の目との整合性が高まり、より自然で快適かつ軽快にVRを体験することができるようになる。
スイートスポットの調整も搭載

今までのVRヘッドセットにも標準搭載されているスイートスポットの調整機能も、もちろん搭載されている。
これは目を酷使するVRヘッドセットには、非常に重要なものだ。
目の疲れを最小限にするためにスイートスポットを調整する。
装着したまま簡単に調整ができるので、各個人の設定をすぐに見つけることができる。
衝撃の音質「Hi-Res」に対応

初代VIVEにも搭載されていた「Hi-Res」ヘッドセットが今回の「HTC VIVE Pro 2」にも対応されている。
もちろん3D空間サウンドも統合されており、視覚だけでなく、音によるVR没入をより深く提供してくれる。
ゲームだけでなく、映像作品も楽しむ事ができるぞ。
最高の「重心バランス」

VRヘッドセットは重い。。。。
HTCの技術スタッフの方も日々、いかにヘッドセットを軽くできるか悩んでくださっている。
重さを決めるものとして欠かせないのが「重心のバランス」だ。
バランスと快適さのために人間工学に基づいたデザインで「HTC VIVE Pro 2」は設計されているとのこと!
装着によるフィット感を損なわずに、眼鏡にも対応、非常に贅沢な仕様だ。
恐ろしく安い値段設定「103,400円」
![]()
HTCさんは 本当に恐ろしい!
こんなに最高のVRヘッドセットを「103,400円」で販売すると公表している。
私も思わず立ち上がって歓喜してしまった。
これだけ贅沢モリモリのスペックにもかかわらず「103,400円」
非常に魅力的な値段設定と言えるだろう。
「HTC VIVE Pro 2」の注意点
ケーブル接続で「120FPS」
ここは注意が必要だが「HTC VIVE Pro 2」はケーブル接続の場合にのみ120FPSとなる。
無線接続時は90FPSになるので、ここだけはしっかり頭に入れておこう。
パソコンのスペックもそれなりに必要
VRのスペックがこれだけ高いので、接続するPCもそれなりに強力なスペックが必要だ。
ここはしょうがないポイントだ。
【結論】最高峰のPC接続型VRヘッドセット

5K・120FPS・120°視野角と最高のVR体験が楽しめるこの「HTC VIVE Pro 2」が最高じゃないわけがない!
値段設定も安く、かなりお求め安いガジェットとなっている。
是非これを読んでいる皆さんも入手してVR体験をしてほしい!
私も絶対に入手する!

