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iPad Pro 12.9インチを仕事で活用する方法【活用方法・アプリケーション・アクセサリーを紹介】

「iPad Pro」

多くのビジネスパーソンが活用し始めているiPad。

非常に多くのアプリケーションが登場し、さまざまな業種・趣向にも対応され、活用の幅がとても広がっている。
企業での導入も進み、専用アプリまで作成している企業も多い。

しかしながら、iPadを所持してない方から「iPadは本当に必要なの?」っという質問がよく飛んでくる。

結論から言えば「必ずしも必要ではないが、あれば便利」というのが返答になる。

iPadは明確な使用目的がなければ、ただの置き物になってしまうケースが多い。
残念ながら、非常に多くの方がこのケースに当てはまる。
逆に使用用途さえ明確になっていれば、これ以上にない最高のデバイスになる。
仕事の場面だけでなく、趣味・私生活にさまざまな「便利」を体験させてくれるデバイスになるのだ。

では「明確な使用用途」とはなにか?
それは「紙媒体をデジタルとして管理・置き換える」ことだ。

デジタル管理が非常に便利なのは言うまでもない。
現在に至るまで、様々な事や物がデジタルに置き換わっているのが最もわかりやすい事象だろう。

iPadを活用することで、紙媒体で管理していたことがiPad一台で全てまかなうことが可能になる。

さて、今回はこのiPadの活用・おすすめアプリ・購入するべきアクセサリーについてお話しをさせてもらおう。

ちなみに私は建築業を生業としているのだが、今回紹介する活用自体は非常に多くの方に取り入れてもらえるはずだ。

iPadの活用:必須アプリケーション

紙媒体の代わりとして活用

iPadは「Apple Pencil」の登場で、iPadの立ち位置を大きく向上させた。
タイピング入力も非常に便利ではあるが、ペンを活用した手書き入力も非常に便利な入力機能だ。

iPadは「Apple Pencil」の活用によって、紙を媒体とした物を基本的には全てiPadに置き換えることができる。

・メモ帳/手帳
・議事録用紙
・書類(資料や図面)
・本/カタログ
etc….

ビジネスの場において、今まで紙で管理していたものをiPad1つで管理できるのは非常に大きな恩恵だ。
管理がデジタル化(PDF)されることで、整理が楽になるのも良い。
資料データの共有もAir Dropを使うことで非常に簡単に共有可能だ。

最初は慣れるのに時間がかかるかもしれないが、紙で扱う以上の利便性を体験することが可能になる。

メモ帳/手帳として使用するおすすめアプリ:「純正のメモ帳」


さまざまなメモ帳アプリを使用してきたが、Apple純正のメモ帳アプリが非常に便利で使いやすい。

何よりデータの共有能力が非常に強く、どのデバイスからメモを行っても、全てのAppleデバイスにメモの内用がタイムリーに共有されるのが非常に心強い。
Apple純正のカレンダーアプリとの連携も素晴らしく、純正ならではの使い勝手の良さが際立つ。
また、iPadの画面右下を持ち上げるようにスライドすると、この純正メモアプリが瞬時に開けるというのも便利なポイントだ。

ちょっとしたメモに関しては「純正のメモ」アプリが最強という位置付けになってくるだろう。

議事録などの用紙として使用するおすすめアプリ:「Good Notes 5」


議事録などの、資料作成に関しては「Good Notes 5」がおすすめだ。

このアプリはあらかじめ様々なノートテンプレートが用意されており、多種多様な専用ノートを作成することが可能になっている。
もちろん予め作ってあるPDFテンプレートなども読み込み可能なので、会社内で決まったテンプレートがあれば、それをベースにメモを取ることも可能だ。

この「Good Notes 5」は手書きのノート以上に優れており、カメラで撮った内容も資料として貼り付け可能だったり、様々な種類のペンや図を使ってノートをまとめられる。
手書きでの利便性の他に、デジタルならではの編集作業が1つのアプリケーションで完結することができるというメリットを持っている。

ファイルの管理UIもシンプルで、書類の管理も非常にきれいに整えることができる。

PDF作業に使用するおすすめアプリ:「PDF Expert」

PDFの資料管理であれば、「PDF Expert」が間違いなく1番だろう。

無料でダウンロードが可能で、より細かいPDF編集作業を行う場合は別途有料登録が必要になるが、無料でも十分に使用することが可能だ。
今回は無料での活用を前提としてお話しさせてもらう。

PDFの資料の中で、手書きの文字入力を行なったり、ページの挿入や、写真データの挿入、音声メモの挿入などを行うことが可能だ。

PDFチェックをデジタル管理できることで、余計な紙管理をしなくて済む。

今まではパソコンで手間をかけて注釈などを入れていた作業が、直感的にチェックを入れることができるようになるため、より簡単にPDFを管理することが可能だ。

図面作業においても多重起動化が可能になっているため、複数の図面を見比べながら確認作業を行うことが可能。

以上のことから、PDFの資料管理は「PDF Expert」で間違いない。

本/カタログとして使用するおすすめアプリ:「Kindle」

本のアプリとして最も優れていると感じたのがAmazonの「Kindle」アプリだ。

読むだけではなく、本の気になった内容や、覚えておきたい内容をメモする機能がある。
ここで保存した文字は、文字データとして保存することができ、ノートアプリなどに貼り付けすることが可能だ。
学生に最も押したい機能で非常に便利だ

また、Amazon Kindleは取り扱う本の種類が増えており、基本的にはほとんど網羅されている。
品揃えの良さも魅力の一つと言って良いだろう。

Apple製品とのリアルタイムデータ共有可能

iPadは他のApple製品とデータをリアルタイムで共有が可能となっている。

先述でも記載しているが、iPadのメモ帳で記載した内容は、瞬時に他のAppleデバイスに共有されるのだ。

USB接続によるデータ移行が必要なく、瞬時にデータ共有することができるため、作業に無駄が生じない。

Apple製品同士であれば、AirDropを使用し、メールなどを介さず他のユーザーにデータを送信することもできる。

動画や写真などのコンテンツを高画質・高音質で楽しむ

iPadは非常高精細なタッチパネルを搭載しており、非常に美しいコンテンツ体験を得ることが可能だ。
音質に関してもスピーカーが複数台搭載されていることもあって、迫力も十分。

このことから、趣味で楽しむ映像体験や、音楽体験が満足いくことがとても多い。

さて、ここで忘れてはいけないのが、仕事での活用だ。

最近では写真や動画といったコンテンツを活用する事例が多くなっている。
iPadがあれば一眼レフなどで撮影された説明用の写真や動画を、美しい画面で相手に伝えることが可能だ。

iPadにおすすめのアクセサリー

ここからはiPadにおすすめのアクセサリーを紹介していこう。

もちろんiPadは多くの方にとってサブデバイスの域を出ないため、買い揃えるアクセサリーも最小限だ。

余計なものを増やしても、持ち物が多くなりポータブル性が無くなっては意味がない。

そのため私が紹介するものは、実際に買って必ず使う物のみの紹介とさせていただく。

Apple Pencil

iPadでまず必ず買って欲しいものが「Apple pencil」だ。

iPadを使う上で、「Apple Pencil」を使わないということがまずありえないと言いても良い。
それほどまでに、「Apple Pencil」が与える仕事への恩恵が大きい。

少し値が張ってしまうが、必ず買うようにしよう。

画面保護シール

画面への配慮は必須だ。

傷だらけの画面では、精神衛生的にも、他人から見ても良い印象を受けない。

必ず保護用ガラスフィルムを活用してiPadを傷から守るようにしよう。

最近ではApple Pencilの描き心地が紙に書いてる感覚に近くなる「ペーパーライクフィルム」という製品も出ているので、気になる方はこちらでも良いだろう

ケース 及び スキンシール

iPadを傷から守るケースやスキンシールは必ずつけるようにしておいて欲しい。

稀に背面などがボロボロになったiPhoneを使っている人がいるが、正直あまり良い印象を受けない。

毎日使うデバイスだからこそ傷に対する配慮を行うようにして欲しい。

「ケースは重くなるから嫌だ!」っという方には、スキンシールがおすすめだ。

wraplusというメーカーが製作しているiPadスキンシールがおすすめなので是非見てみて欲しい。

wraplusメーカーサイトはこちら

インターフェース ハブ

iPadに様々なインターフェースを追加することができるハブもあると何かと便利だ。

特に映像関係のインターフェース(HDMI)などがあると利便性が高い。
打ち合わせ先でApple TVがあればAirDropで映像のミラーリングができるが無い場合がほとんどだ。

HDMI接続の打ち合わせモニターが設置されている場合がほとんどなので、それに合わせてこちらのハブも用意しておくと良いだろう。

また、このハブがあればUSBやSDカードの読み取りもできるため、データ転送もこれでカバーすることができる。

ただしこのハブはケースをつけていると接続できないものが多いので注意。

iPadを置いておく台座

iPadを部屋に置いておくとき、デスクの上に置きっぱないではないだろうか?

いくら使うデバイスとはいえ、デスクの上に置きっぱなしではどうしても散らかって見えてしまうことが多い。

その場合はiPadを収納しておくスペース(台座)を用意しておくと良いだろう。

ちなみに私はタブレットスタンドに安定性があるものがあまりなかったため、長尾製作所様のキーボードディスプレイ台をiPadの台として活用している。

鉄で構築されたスタンドのため非常に安定感が良い。
ぜひお勧めさせて欲しい。

iPadの活用は、明確な目的を持って扱うと便利になる

いかがだっただろうか?

iPadは様々な利便性を持ったデバイス。
その反面、iPadに対して明確な使用用途を持っていないと廃れやすい。

その「明確な使用用途」とはずばり、「紙媒体をデジタルとして管理・置き換える」ことだった。

ペーパーレス化が一気に進んでいる現在、iPadは一つの選択肢となっている。

私はiPadの導入により、100%では無いが様々な紙の使用をデジタル(iPad)に置き換えることができた。
ビジネスにおいても、多くの紙の資料を持ち運ぶことがなくなり、持ち物がかなり最小に抑えられている。

是非、あなたにもiPadを活用して、便利なビジネスライフを送って欲しい。

これほどまでに便利なデバイスは無いと体感していただけるはずだ。

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